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ヴェネズエラの反体制派指導者マチャド氏、大統領選を求める 帰国後初の会見
南米ヴェネズエラの反体制派指導者で、昨年ノーベル平和賞を受けたマリア・コリナ・マチャド氏は29日、帰国後初めての記者会見を首都カラカスで開いた。同国の民主化の動きは「不可逆的」だとし、来年にも大統領選挙を実施するよう求めた。
大統領選をめぐっては、デルシー・ロドリゲス暫定大統領が同日、日程を示さず、実施されると述べた。また、「これほど重大な政権移行」は自らの政権が監督すべきだと主張した。ロドリゲス氏は、アメリカが1月に拘束したニコラス・マドゥロ前大統領の政権で副大統領だった。
マチャド氏は、「私たちを自由にしろ」というスローガンが掲げられたこの日の記者会見で、ロドリゲス氏の発言を非論理的だと一蹴。大統領選は2027年に実施されるとしたが、具体的な時期は述べなかった。
また、ヴェネズエラの政権移行は「不可逆的で、系統立っていて、平和的」なものになるとした。
マチャド氏の今後の計画は不明だが、以前、大統領選が実施されれば再び立候補すると述べていた。
マチャド氏はまた、アメリカのドナルド・トランプ政権に対し、マドゥロ氏を拘束することで「自由への扉」を開いたとして、感謝を表明した。
マチャド氏は昨年、ノルウェーでノーベル平和賞を受けるため、夜闇にまぎれて高速ボートでヴェネズエラを離れた。その直後、アメリカがマドゥロ氏を拘束した。
トランプ政権はその後、ロドリゲス氏をヴェネズエラの指導者として支持した。同氏は暫定大統領に就任し、アメリカに有利な石油取引を契約した。
マチャド氏は、ノーベル平和賞の授賞式の翌日にノルウェー・オスロに到着した。その後、ヴェネズエラへの帰国を何度か試みたが、実現していなかった。
帰国できるかどうかは、トランプ政権の承認にかかっていた。今月25日になって、約10カ月ぶりに帰国を果たした。
29日の記者会見では、帰国の途中、多くの支持者から繰り返し「自由」という言葉を聞いたと、マチャド氏は述べた。
そして、「私は任務を実行し、使命を果たすためにここに来た」とした。
また、ロドリゲス氏からはメッセージも会談の招待も受け取っていないと述べた。さらに、野党の代表らや政府との選挙関連の交渉には、個人として参加しないと表明した。
この記者会見の直前、ロドリゲス氏は演説で融和的な姿勢を示し、「明白な犯罪行為の場合を除き、司法の命令なしに誰も拘束してはならないと治安機関に指示した」と述べた。
ロドリゲス氏はまた、ヴェネズエラでは帰国する亡命者に「門戸が開かれている」とし、対話と合意形成が重要だと語った。