イスラエル軍がガザ空爆、子ども含む8人殺害 病院発表

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ヒューゴ・バシェーガ中東特派員(エルサレム)

パレスチナ・ガザ地区でイスラエル軍による攻撃があり、子どもを含む少なくとも計8人が殺害された。現地の病院などが1日、明らかした。イスラエル軍とパレスチナのイスラム組織ハマスは1年以上前に停戦で合意している。

病院関係者によると、北部ガザ市アル・リマル地区のカイロ学校付近でミサイル攻撃があった。複数の民間人の近くに着弾し、4歳の男の子を含む3人が死亡した。

南部ハンユニスでは、アル・マワシ地区でドローン攻撃があり、職務中の警察官5人が死亡した。ハマスが運営する内務省が発表した。

イスラエル軍は、武装勢力を標的とした攻撃を2回実施したと発表したが、証拠や詳細な情報はまだ示していない。

ガザ市のシファ病院の外で撮影された映像には、白いタオルに包まれた小さな子供の遺体と二つの遺体袋のそばで、大勢の男性が集まって祈る様子が映っていた。

「私の息子と孫は殉教した。2人はテントの中で誰にも迷惑をかけずに座っていた。あの地域では何も起こっていなかったのに、突然ミサイルが命中し、2人は殉教した」とアリ・オウェイス氏はAFP通信に話した。「停戦などない。戦争は続いているのが、分からないか?」。

ハンユニスのナセル病院で撮影された映像には、複数の遺体袋が床に並び、周りで女性たちが嘆き悲しむ様子が映っていた。内務省は、殺害された警察官5人の年齢(23歳から53歳)を公表し、今回の襲撃を「恐ろしい虐殺」と呼んだ。

ガザ地区では昨年10月に停戦が発効したが、イスラエル軍による空爆はその後もほぼ毎日続いている。

ハマスが運営するガザの保健省によると、停戦以降に1580人が殺害された。国連は、この保健省の統計が信用できるとしている。イスラエルは、自分たちの標的はハマスだと主張するが、民間人が犠牲になることが少なくない。

一方、ドナルド・トランプ米政権が仲介したガザ地区の和平案は行き詰まっている。

昨年の停戦合意により、イスラエルに拘束されていた数千人のパレスチナ人が解放され、その見返りとしてガザ地区に残っていた48人の人質全員が解放され、戦争終結に向けた合意が成立した。

この紛争は、2023年10月7日にハマス主導で行われたイスラエル攻撃を機に始まった。ハマスなどの攻撃でイスラエルでは約1200人が殺害され、251人が人質となった。

この後に続いた戦争で、ガザの保健省によるとガザ地区では7万4594人が殺害された。

(追加取材:ジェイコブ・フィリップス)