【米中間選挙2026】上院のジョージア州選、現職の民主党オソフ氏が再選見通し 大統領選出馬のうわさも

Published
この記事は約 3 分で読めます

ブランドン・ドレノン

3日の米中間選挙で行われたジョージア州の連邦上院議員選挙で、民主党の現職ジョン・オソフ議員(39)が再選される見通しとなった。BBCがアメリカで提携するCBSニュースが伝えた。

民主党のホープであるオソフ氏は、共和党のマイク・コリンズ候補を「失敗した大統領」に忠誠を誓う人物だと強調し、生活費の高騰を選挙の中心的な争点とした。重要な激戦州のジョージア州は、2024年の大統領選でドナルド・トランプ氏を選んだ。

共和党のコリンズ氏は生活費の高騰をジョー・バイデン前大統領のによるものと非難し、トランプ氏のイラン戦争への支持を擁護した。

事前の世論調査で、オソフ氏が確かなリードを維持している様子が示されていたため、共和党はジョージア州から他の選挙区へとリソースを振り向けていた。

投票締め切りから1時間もたたないうちに発表されたオソフ氏の当選確実のニュースは、アトランタで開かれていたジョージア州民主党員の開票速報パーティーに瞬く間に広まった。

ジョージア州の上院議員選は、トランプ大統領の残りの任期を左右することになる中間選挙で、最初に注目された主要な選挙区の一つ。この中間選挙の結果によって、連邦議会の上下両院を、トランプ氏率いる共和党が引き続き占めるのか、野党・民主党が奪還するのかが決まる。

任期満了が近づいているジョージア州のブライアン・ケンプ知事(共和党)は、オソフ氏に対抗できる有力候補だったが、出馬を辞退した。

多くの政治評論家は、ケンプ知事がオソフ氏の人気を警戒して出馬を避けたのではないかと推測している。また、オソフ氏をめぐっては、2028年の大統領選への出馬を検討しているのではないかといううわさが飛び交っている。

オソフ氏は今回の選挙期間中、こうしたうわさを一蹴し、大統領選には「全く興味がない」と何度も述べていた。

選挙運動におけるオソフ氏のメッセージは、経済と、出口調査で多くの有権者が最重要課題だと答えた生活費に関する懸念に焦点を当てたものだった。

オソフ氏はまた、連邦下院議員のコリンズ氏が、インフレ上昇の原因とされるトランプ氏の関税を下院採決で支持したことをしばしば厳しく批判した。

オソフ氏の勝利は予想外ではなかったものの、共和党は結果以上の接戦を期待していた。ジョージア州は数十年にわたり、共和党の地盤として知られていた。2020年にはバイデン氏が僅差で勝利したが、2024年にはトランプ氏が勝利した。

今回の勝利で、オソフ氏が2028年大統領選に出馬するのか、推測がいっそう増える見通し。もし出馬すれば、有力候補の一人となると目されている。