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英メガン妃の父、児童性的虐待の画像所持で訴追され出廷
イギリス王室ハリー王子の妻、メガン妃の父親が6日、児童性的虐待の画像を所持していた疑いで逮捕・訴追され、フロリダ州の裁判所に出廷した。
米司法省とカリフォルニア州中部の連邦検察局は同日、フロリダ州在住のトーマス・マークル被告(82)を、児童ポルノの画像を所持していた罪1件で訴追したと発表した。
検察は声明で、マークル被告が幼い女児と自分が一緒に写った性的な画像を所持していたと述べた。
連邦捜査局(FBI)は、被告がカリフォルニア州ロサンゼルス近郊で約20年間借りていた2つの貸倉庫を捜索したうえで、逮捕に踏み切ったという。倉庫の賃貸料は今年10月にも支払われていた。
FBIによると、捜査員は貸倉庫から、フィルムのネガ、スライド、書籍など約78点の物品を押収した。児童性的虐待に関するものが含まれているという。
マークル被告はかつて、子どもを性的に虐待した画像を自分が所持しているという疑惑について「病んだうそだ」と否定していた。
BBCが提携するCBSニュースによると、フロリダ州にある介護付き施設で暮らす被告はこの日、車いすを使い、フロリダ州タンパの裁判所に初出廷した。罪状認否は行われず、裁判長は被告に、電子監視装置の装着と介護ホームでの自宅軟禁を命じた。近く、カリフォルニア州での初出廷の期日が決まるという。
サセックス公爵ハリー王子とメガン妃は、マークル被告の逮捕と訴追についてコメントしていない。
FBIのカシュ・パテル長官は声明で、被告は「罪のない子供たちを標的にし、自分の犯罪行為を通じて子供たちの純潔を奪おうとした疑いがある」として、逮捕に向けて当局は「素早く行動した」と述べた。
パテル氏はさらに、「罪のない子供たちを守るため、FBIはあらゆる手段を尽くす。子どもを標的にする捕食者は、国内だろうとどこかに隠れようとしようと、逃れることはできない」と付け加えた。
裁判資料によると、FBIが貸倉庫から押収した中で、子どもを性的に虐待していると思われる写真に写っている成人男性は、「間違いなく」マークル被告だと複数の証人が証言したという。
画像に写っている男性は「30代から40代に見える」ため、82歳という被告の現在の年齢と合わせて考えると、性的虐待の疑いは数十年前にさかのぼる可能性がうかがえる。
フィリピンの警察は10月、マークル被告がフィリピン国内で住んでいた家屋から持ち出されたとされる機器を調べるため、令状を取得した。 メガン妃の異母兄にあたるトーマス・マークル・ジュニア氏が警察に提出した中には、コンピューター、電話、ハードドライブ、古いビデオテープなどが含まれていたという。
マークル被告は昨年、脳卒中の発作を繰り返した後にフィリピンに移住し、今年5月までセブ島に住んでいた。その後、片脚を切断したため、フロリダ州のリハビリセンターで歩行訓練を受けていたと報じられている。
ロンドン警視庁は今年10月、マークル被告について「多数の疑惑」が書かれた手紙を2019年に受け取っていたことを認めた。
ロンドン警視庁は、メガン妃の父親に対するイギリス国外での疑惑をめぐる手紙について、サセックス公爵夫妻の事務所には伝えたものの、他の捜査機関とは共有しなかったと述べた。
警視庁はその後、この手紙の取り扱いについて、イギリス政府の監察機関「警察行為独立事務所(IOPC)」に対し、自主的に報告した。
マークル被告に対する疑惑が浮上した後、メガン妃は10月に声明で、「過去24時間で明らかになったニュースに深く心を痛めており、被害を受けたかもしれない全ての子どもに思いを寄せています」と述べた。
メガン妃は2018年から父親と疎遠になり、昨年の時点で父親との連絡を断ったとされる。